大学の講義で必要になったので雰囲気でのメモです
Anacondaとは
Pythonの良い感じのpackageツールと思われるものです.
condaという仮想環境構築ツールと合わせて運用されています.
pyenvなどのpythonの仮想環境ツールやvirtualenvなどの仮想環境ツールを内包し
pipとも併用としたanacondaの運用が可能となる為割りと良いツールと思います.(日本語が怪しい)
またcondaでいれるものは既にビルドされているので,雰囲気的にはaptとかと同じ感じっぽい.
詳細はこの辺を見ると良さそうです.
Anaconda は Environment Isolation Tool (環境分離ツール) ではない - Qiita
Anacondaの構築
pkgの場合,所謂普通のインストローラーが入っている為普通にポチポチすればインストールは完了します.
Ubuntuの場合shell scriptを実行すれば良いでしょう.
インストールは簡単に完了しますが,zshなどbash以外のシェルを使っている場合PATHが通らないという悲しさがあります.
基本インストールしたanacondaは
$HOME/anaconda3
以下に展開されています.
従ってここにpathを通せばいいので,.zshenvなどに
export PATH="$HOME/anaconda3/bin:$PATH"
な記述をいれて置く必要があります.
Ubuntu等shell scriptの場合bashrcにPATHが記載される為,これをzshrcに移せば動きます.
尚source activateに関しては pyenvと並列しているとシェルが落ちるという悲しさがあります
対策は次のサイトを見れば良さそうです,
qiita.com
condaの使い方
anacondaをいれるとcondaも入ります.コンダコンダ.
ではcondaを使って仮想環境を構築しましょう.
condaで仮想環境を作る場合は conda create
といったコマンドを使います
例えばkerasという名前をつけて,python3.6系でjupyterとgraphvizなpackageを入れる場合は次のコマンドです.
$ conda create -n keras python=3.6 jupyter graphviz
tensorflowと名前をつけてanacondapackageを入れる場合は次の通りです.
$ conda create -n tensorflow anaconda
この時に2系のpythonも入れることが可能です
$conda create -n tensowflow2 python=2.7 anaconda
構築した環境は
$ conda info -e
で確認することが出来ます.例えば
$ conda info -e # conda environments: # keras /Users/e155730/anaconda3/envs/keras pyevolve /Users/e155730/anaconda3/envs/pyevolve tensorflow /Users/e155730/anaconda3/envs/tensorflow tensorflow2 /Users/e155730/anaconda3/envs/tensorflow2 root * /Users/e155730/anaconda3
な雰囲気です. *
がついているものが現在選択されているpython環境です.
環境の切り替えですが
$source activate tensorflow
など source activate 環境名
で行うことが出来ます.
この際切り替えるとプロンプトに
尚activateはanacondaが提供しているシェルスクリプトです.
condaからpackageを入れる場合
$conda install -c https://conda.anaconda.org/jjhelmus tensorflow
$conda install -c conda-forge tensorflow
などのコマンドを利用します.基本anacondaを入れれば入っていますが
:: Anaconda Cloud で検索すれば導入出来るコマンドが,打つべきcondaコマンドと共に登録されています.
ここに無い,もしくは衝突したpackageに関してはpipで導入すればいいでしょう.
例えばmatplotlibは
$pip install matplotlib
などとすると良いと思われます.
python環境をrootに戻すには
$source deactivate
を行いましょう.
では,良いanacondaライフを.