Perl入学式で出来るXXなこと

これはPerl入学式春のブログリレー3日目のエントリです。

昨日はPerl入学式校長のid:papixさんのエントリでした。 Perl入学式の基本スタンスである「プログラミング未経験者の方がプログラミングを好きになってもらえる/良いエンジニアとなる」という事を改めて考え直せました。

さて僕からはPerl入学式に参加してみようかなと思う皆さんに向けて,Perl入学式を完走するとできるようになることについて書いていこうかなと思います。

出来ること

母国語が持てる

ここで言う母国語とは、我々が普段会話に使っている日本語ではなくて、プログラミング言語の母国語です。

母国語、つまりbaseとなる考えをPerlで持つことによって多言語の習得がしやすくなります。例えばrubypythonやGoなど…多種多様な言語も「あぁPerlのアレね…」という感じで理解していく事ができます。

これは僕が1番Perl入学式に参加してよかった所で、入学式に初めて参加した当時は「CやJavaPythonを一通り触ったけどどれもあまり書けないぞ…」となっていました。そこでPerl入学式でPerlをしっかり学び、書籍などで勉強するに連れて、Perlで様々な問題を解決出来るようになりました。プログラミングが苦手なあなたにとってはPerlは最適な処方薬となるでしょう。

また、webアプリケーションを作る際のフレームワークでも同じ事が言えると思っていて、比較的薄いフレームワークが多いPerlではwebの根底が理解できると思います。僕も勉強中なのですが…。

やりたいことが簡単になります

Perl入学式で利用しているPerlは別名グルー言語とも言われ、様々な処理と処理の間を併せ持つことが出来る言語です。

プログラマーでない皆さんも大丈夫。Perl入学式卒業生のid:note103 さんのYAPC::Okinawaでのエントリを見るときっとヒントがあると思います。

note103.hateblo.jp

もし何か◯◯な事を自動化とか楽してみたいんだけど…というのがありましたらぜひPerl入学式のslackで聞いてみましょう。きっと力になれるはずです。

エンジニアの方と話す切っ掛けや内容が増える

Perl入学式の運営をしているサポーターの方や各地域pmの方々と、何を話したら良いのか…そもそもそういう集まりに行って良いのか…と思っている方もいるかもしれません。

Perl入学式に参加すると、例えば「リファレンスがよくわからないんですけど…」とか「utf8周りが複雑で…」などの話の切っ掛けを得ることが出来ます。その切っ掛けから、人々が「#わかる」や「こうすればええんやで」みたいな感じで話がつながります。その話をしながら飲むお酒は楽しいので、ぜひ皆さん参加してみましょう。

サポーターに挑戦

Perl入学式はサポーターと呼ばれるボランティアスタッフで運営をしています。サポーターが在籍している committer チャンネルでのやり取りなど、サポーターになってみないと見えない世界もあります。

…個人的にはPerl入学式は懇親会とサポーターに入ってからが本番の様な所もあるので、ぜひ皆さんにはサポーターとして参加していただきたいです。

(Acme)モジュールを作れる

個人的にPerlの中で好きなAcme名前空間ジョークモジュールをPerl入学式卒業レベルでも作ることが出来ます。

実際に僕も作って何本かあげています。CPANに自分のアイコンと名前が出るのは、Acmeモジュールですが嬉しくなるのでぜひ挑戦してみては如何でしょうか。

そして…

そして、Perl入学式一番の強みは、各地のサポーターを始めとするエンジニアコミュニティの一員になれることです。 僕自身もPerlコミュニティの人々に成長させていただき、今沖縄ではPerl入学式の運営としてエイヤッとしています。

Perlは人と人を繋げるグルー言語。次に繋がる人は画面の前のあなたかもしれません。え?繋がるのが怖いって?

大丈夫です。Perlのスローガンでもある「TMTOWTDI(やり方は一つじゃない)」 です。あなたとPerl、そしてプログラミングとの関わり方の一つとしてPerl入学式に参加していただければ幸いです。

そういえば、Perl入学式が地元でないけど、Perl入学式をしてみたいという方、僕や各地のサポーターに言えば何かが始まるかもしれません。やってみませんか?

明日は id:sorehaedamame さんです。お楽しみに!