Roppongi.pm #1 でトークしてきました

こんにちは! id:anatofuz です.今日はid:codehexさんとid:magnoliakさんにお誘いいただいてRoppongi.pm#1に参加してきました.

以前オープンソースカンファレンス沖縄でもトークをした事はあったのですが,あの時は河野先生と共同だったので一人でのトークは初めてでした いつもはLT芸人なので5分以上のトークはいつもの癖で5,6分で終わらせてしまうような気がしており尺が持つか心配でした.

当日のトーク

speakerdeck.com

当日のトークなのですが「あれ...これはYAPC::Tokyoなのでは....!?」と錯覚するような濃いトークで非常にあぁ来てよかったなと感じました. 今回のRoppongi.pmのテーマが「振り返れば、遠くへやってきた」だったので,近藤さんのラクダ本の歴史や制作秘話,DQNEOさんのAmazon::S3::Thinを設計するまでのhistoryPerlコミュニティの関わり,tokuhiromさんの今までのPerlとの関わりなど,明日でPerlが終わると言っても問題ないような(?)歴史散策なトークを聞けました.

そんな中初めての20分トーク+Perlの5に至るまでのversionの話をしたのは緊張と「場にあってるかな…」という不安が直前までありましたが無事トークをする事ができて良かったです.

僕のトークについて

僕のトークですが,個人的にPerlの昔のバージョンを何故か動かしたくなってしまい以前のOkinawa.pmではcharstaiさんのリポジトリを使ってPerl1.0を動かした話をLTしていました.

今回は現在ではメンテされてないPerl2.0~Perl4.0な話を中心に折込,現在のPerl5.28に至るまでの簡単な歴史としてまとめてみました. 技術的な内容や実際の言語実装の話などには今回はあまり踏み込めなかったのでYAPCは何かの.pmで話す際はそのあたりを今度は話そうかと思っております.

調査の方法ですが,トークの序盤でも書いたとおりPerlのVersionリリースの際のtagにつけられたcommitメッセージやmanの記述 後は実際にPerlのCコードのdiffやテストコードを参照してまとめています.

コンパイルの方法自体にはあまりフォーカスしていませんが,これは直前にid:magnoliakさんに,どういう内容をトークしたほうが盛り上がりそうかと相談した際に 「Cコードの変更点はgistに貼るくらいでも良いじゃないか」とアドバイスを頂いたためです.結果的に内容の遍歴を扱う流れができた為良かったと思っています.

このあたりはまたブログなどにまとめたいと思っていますが,それぞれbuildしたPerlがテスト100%通ってないのでそのあたりも調整したいですね.

懇親会では様々な方とお話する事ができましたが,僕がPerlを勉強する時に使ったラクダ本の作者の近藤さんに「良かった」と言っていただけたのが個人的にはすごい嬉しかったです.

またインターネットで良くしていただいている@monamomiさんと初めてお会いすることもできました.

懇親会の後は id:papixさんとid:sironekotoro さんとカレーラーメンを食べるなどしました.

最後に初めてOkinawa.pmではないpmに参加しましたが非常に楽しかったです. 誘っていただいた id:codehex さん id:magnoliakさん ありがとうございました!!